前車軸のオイル滲み発見
田んぼの秋耕も終わったので、各種オイル交換を実施。トラクター(クボタKT280)もエンジンオイル、オイルフィルターを交換、ミッションオイルも交換時期を過ぎたので手を付けることに。
ついでに前車軸もオイルを換えようと思い点検すると、左ホイールの内側がオイルで汚れている。
まずはバラしてみよう
ホイールの付いているすぐ内側の車軸のところから漏れている。幸い他からの漏れはなく、量も僅か。ガタつきもないのでベアリングは傷んでないよう。
8本のボルトを外し、ケースを割る。
液体パッキンで固着していることもあり、すぐには抜けないので、プラハンマーで全体をたたいたり、継ぎ目の段差部分を貫通ドライバーでたたいたりして隙間を作って、マイナスドライバーを入れながら少しづつ剥がしていく感じです。
内部には泥の混入等はないみたい。
車軸の内側の様子。
大きなベベルギアとベアリング。ベアリングにも泥などの混入はない。
ベアリングを抜く。
タガネなどを隙間に打ち込んで浮かせて外す方もいるみたいだが、ギアプーラーを使用して抜きました。
ベアリングを外すと車軸が抜けるので、オイルシールを除去する。ここは、ややコツがあり、パイプレンチで挟んで力技でやっている方もいるようですがバーナーで炙ってゴムシールを焼くと簡単に外せます。
軸の根元には泥、錆がありました。
本体側のオイルシール除去。
隙間にマイナスドライバーを少しづつ差し込んで浮かせていくと外れます。
部品入荷待ちの間に掃除
液体パッキンを綺麗に剥ぎ取り、錆なども目の細かいサンドペーパーで落としておきました。
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