国交省の「規制緩和」という名の愚策

つれづれ

唐突な施策の実施

 一昨年の春に実施されたものの、農機具屋からも、さらには農協からさえも何のPRもなし。
農機具フェスタとか、売りつけるための(失礼)イベントはやってるけど。
 そもそも、トラクターに耕耘用のロータリー等の作業機を着けた状態で公道を走っちゃいけないなんて誰も考えないで農業やっている人がほとんどでは?
 そんな折り、規制緩和しました!って、聞くと良いことのように感じる。。。。がっ、よく見るとどこが緩和なの?

緩和対象と必要な措置

① 作業機の幅(チェーンケースなどを含む実測の最大値)が170センチメートル以内であればOK。
② 170センチメートルを超える場合は、作業機の前後に反射板などの決められた表示をすること。
③ 250センチメートルを超える場合や、本体の方向指示器と作業機端の間隔により別途対策が必要。

※ ここからが重要!
  170センチメートルを超える場合は『大型特殊免許』が必要です。
 耕耘用のロータリーでも、超える機種も多いのでは?
 代かきハローなどは確実に超えますし、単体を簡単に移動させることはできませんよね。

制限を受けた自動車の標識

後方反射器(赤)

前方反射器(白)

違反すると!!!

★ 無免許運転扱いとなり、違反歴のない人でも25点加算、すなわち『一発取り消し』のうえ2年間は免許取得はできません。
 つまり、市町村が管理する道路などを含む公道上で、もし接触事故等が発生した場合に摘発される可能性が生じるわけです。

★田舎の農家は、兼業であったり高齢の方々が生きがい対策でやっていたりで、若い人が集約農業化するような環境にはないのです。買物や通院には自家用車がないと生活できないようななか、検挙されればその日からの生活に困るのは目に見えています。

★農水省は、知ってたのか?「規制緩和」という言葉にだまされたのか?

結果的に

 何のかんの言っても、検挙されればそれまでです。自分の身は自分で守るしかありません。
つまり、免許とるしかないわけです。ただ、試験場は近くにないし自動車学校は、どこも一杯で入校待ち。やっと6月中旬以降で予約できたのは片道1時間ほどかかる所です。もちろん費用も最低で10万円かかります。
 この歳になって、はじめての自動車学校とは。

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