エアロパーツの宿命か?
エアロパーツ、カッコいいですよね!でも、段差には極端に弱いのも事実。
緩やかな坂道で、ついつい『ガリっ‼』てことも。
息子夫婦宅のノアも限界か?ということで相談があったのです。とりあえず外してみることに、ビス4本とボルト2本で留まっているほかは強力両面テープでガッチリ固定されており剝がすのに一苦労でした。
下部は結構厚みもないので簡単に割れるのも納得。
修理してみることに
まずは、割れた個所を裏から補修。
銅メッシュを使ってハンダごてで固定するのですが、手に入らなかったので手持ちのステンメッシュで代用。この上にFRP入りのパテを盛ります。
表は荒い目のペーパーでバリを取り均平を出し、パテを塗り込み水研ぎ、穴が残っていればまたパテ盛から水研ぎを繰り返し、表面を作っていきます。
事前にステーも一旦外したうえで補修していきます。下面は取り付けると目につかないのであまり気にせず強度重視で。
このエアロは、ノーマルバンパーの上から被せるタイプで、タイヤハウスに各2本のビスと前方下部の2か所にステーで固定される以外は両面テープで貼り付けているだけで、ステーと本体は2本のリベットで固定されているだけなので薄手のアルミ板で補強しておきました。
表側は、パテ修正の段階で指先で段差を確認しながらピンホールがあれば納得できるまで繰り返します。
その後、下塗りです。垂れないように薄く缶スプレーを吹いては乾燥を繰り返していきます。
もしホコリなどが付いた場合は、乾いた後にピンセットで取り去りペーパーがけし、再度スプレーしていきます。
いきなり完成~取付けです。
下塗り後、クリアを同様に数回に分けて塗っていきます。垂れないようにがコツです。
最後に十分乾燥させた後、ペーパーがけ(#1000→#1500→#2000)の後、液体コンパウンド細目で磨き仕上げていきます。
ザラツキのあるところは#800でならしてから同様に。
多少のムラは離れると見えないので良しとする。
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