夏の夜を少しでも快適に
キャンピングカーは、断熱材がキッチリと封入されているので普通の車のように暑くて入れないほどにはならないですが、就寝時には網戸や扇風機、クーラーボックスをDIYして冷風扇を活用したりで快適性を求めるのですが、人間とは贅沢なものでより涼しくならないかと方法を探るのです。
一番の快適性は、エアコンの設置なのです。実際、最近のキャンピングカーには家庭用のエアコン付きのものも多くあります。しかし室外機の配置場所や何といっても電源の確保に難があるためいまだにクリアすべき課題は多くあります。
スポットクーラーの考察
そこで、使用電力の小さなスポットクーラーが使えないか?と、誰しも考えることは同じですよね。
ネット検索するとたくさんの方がチャレンジしていますが、結論としては室内はほとんど冷えないか、逆に暑くなってしまうのです。なぜかというと、確かに冷風は出るのですが、本体の裏側から熱風を排出するため冷温打ち消しあってしまうのです。
パイプを使って排気を外に出したとしても室内にある部分のパイプの放熱は大変なもので効果は薄いのです。
省電力のMAC-10を購入
とはいえ、どうにか試してみようと購入したのは、ナカトミ製のMAC-10という製品。トリプルバッテリー化してあるので省電力なやつなら短時間の使用は可能ではないかというのが理由。
改造計画
1.居住空間の独立
要は、冷やしたい空間の外にスポットクーラーを置く必要がある。車外設置は現実的に困難なので、運転席と居室を別空間にすることとし、断熱パネル(30mm厚)とコンパネで仕切りを作成。
2.運転席を屋外化
運転席内に熱気が排出されるため、ここの気温が段々と上がることになる。その空気をクーラーに取り入れるわけなので、排気を車外に出すことと、運転席内の空気を入れ替えることが必要となる。
3.運転席の通気確保
使うのは夜間なので、外気温は徐々に下がる。窓は開けることにし、防犯上半開で、虫害防止のため網戸をはめこむことに。
これで、一応の完成!あとは、冷え具合とバッテリーの消費度だな。
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