電気式のスピードメーターの仕組みとは?
バイクのスピードメーターは。昔はほとんどが前輪からワイヤーで回転を取り出し、メーターにつながりスピードを示す仕組みでした。わが愛車のローライダーもこのタイプです。
しかし、マイル表示なのでガラスの上にキロ表示のシールを貼り付けていますが、そもそも150マイル(240キロ)も必要ないだろ~!さらに目盛りがダブって見にくいのです。ふだん走るときはエンジン音とか振動で大まかなスピードはわかるんですが、高速下りた直後とかは一時的にメーター読みが必要な時もあるんですよね。というわけで、電気式のメーターをつけることにしたのです。
これが、肝心のセンサー部品です。1~3ミリの範囲に接近した金属に反応するのです。
これを前輪のディスクローター固定ボルトなどを使ってパルスを取り出すようです。
スピードセンサーの取付け
FXSローライダーは、フロントディスクブレーキのローター取付ボルトに凸部がないため、リアチェーンスプロケットの取付けボルトからパルス取得することにする。
チェーンカバーの固定ボルトを上手く使えないかと下調べ。
固定ボルトを少し長いものに交換して、そこに汎用のプレートを加工すれば付きそう。
ちょっとわかりづらいけど、ワッシャーで微妙にすき間調整してボルトの先端ギリギリに設置できました。白いのはグルーガンでビス周りを緩み防止したため。
スイングアームに配線をロックタイで止めていきます。上下変動の少ないようにスイングアーム取付けボルト付近まで持ってきて、フレーム沿いにバッテリー近くまで引き上げます。
メーターを探します
センサーが「デイトナ」製なので、同社のもので表示は140キロまでで可、なので古いタイプの未使用品があればとヤフオク検索。
幸いタイミングよく、しかも予定していた額程度で落札できたので、早速取付け。速度が見やすくなりました。
基礎数値の設定
汎用品なので、車種ごとに設定が必要です。
①タイヤの外周長
②10周パルス値(タイヤが10回転したときの読み取りパルス)
をもとに計算した数値(取説またはメーカーHPから)をメーター本体に記憶させる。
こんな感じで感知するとセンサー部が光ります。
完成です!
動作の確認もOKです。
あとは、実際に走ってみて実際の速度と誤差を調べたうえで、再度微調整が必要かを検討です。
コメント
通り掛かりでコメントさせていただきます!
自身のバイクが電気式で、センサーが壊れたため中古を買い交換しようとしているところなのですが、“そもそも電気式ってどういう構造になってるんだろか、自分で直す、若しくは作れないかなぁ”と思っていたところこのブログに辿り着きました!
とても勉強になりました!!
ヾ(^▽^)ノ
貴重な情報をありがとうございました!
ご覧いただき、コメントまでありがとうございます。
ほそぼそとやっているので励みになります!