ユーザー車検(ローライダーヘッダース)

早いもので2回目の車検が間近に

 1978年式FSXだが、高槻市の『鼓動館』にてフルレストアしてもらい、フェリーで受取りに行ったのが懐かしく思えるが、初回の車検をユーザーで受検してから早2年を迎えようとしている。
 前回は初めてのユーザー車検のうえ、光軸がなかなかパスせずに苦労したことを覚えている。今回は、10月にBUELLの車検通したばかりなので少しは気が楽だが。

ローライダーヘッダースで車検を

 前回もだったが、マフラーは年式が騒音規制前のため測定されない、というかここ(福岡県筑豊検査場)では、事前の外観チェックの際に静かであれば、また、外観上純正マフラーと判断されれば測定されないみたいです。
 とはいえ、ローライダーヘッダースは、一応サイレンサーらしきもの(グラスウール)は入っているが、何せこの状態。……ほぼ筒抜け。
 やっぱり少し音量は控えて、好印象で受検したい。というわけでバッフル取付け!

 音量を抑えるには、とりあえず出る排気を絞ることが必要、というわけでφ100の汎用バッフルを挿入してみたが、なかなかの音量。
 というわけで、反対側からもバッフル挿入、さらにグラスウールを巻き付けてと。
 

 最終形、ほぼほぼ穴が詰まった(笑)
ふん詰まり感はあるものの、音量はかなり低減されているので検査官の気には障らないと思います。スマホの騒音測定アプリでは96dbでした。

いざ車検場へ!

要領はつかんでいるので、交通会館の2階へ。
 ここで、受検手数料から自賠責保険、用紙まですべて必要なものは揃います。

陸運事務所で必要書類3枚、
 ①継続検査申請書
 ②重量税納付書
 ③検査表1
を作成し、ユーザー車検窓口で手続き。

 実際に各検査の結果が記載されるのは③(写真一番下)の検査表です。

 陸運局によって、多少、様式の項目やスタイルは違うようです。


検査レーンへ
 ①外観検査:灯火類、寸法計測他⇒難なく○
 ②騒音測定:測定無し(検査官の耳検査?)のみだが、「アクセル開けて!」と言われ、ややビビる。
 ③ブレーキ:これは落ちようがない?○
 ④スピードメーター:mile表示のためkm換算シールを貼り、40kmでスイッチを離す⇒○
 ⑤光軸:機械が悩んでいる⇒「もう一度検査します」⇒やっぱり× 少し上方向にズレている。
 テスター屋さんに行くも、規定範囲内に調整できないとのことで、無理せず日を変えて再受検することに。

 構造上、今の位置より下に向かない状態なので、それを改善する必要あり、ヤスリ&リューターで削る。特に、お椀型の座金を削っては組み、削っては組み。。。
 バイク庫のシャッターにマーキングしながら、だいぶ下がったようなので、OKとした。

いざ再受検!?

 一部分の再検査は、予約不要なので、天気と時間の都合を見て陸運局へ。
 手数料1,300円を払い、検査レーンへ。確実に光軸は下がっているので、3回でパスすればOKと気楽に行く。しかし、機械が「検査中です」を表示し、結果が出るまでの微妙な”間”がドキドキ。無事「○」が表示。晴れて2年間の継続車検完了となりました。

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