イセキHV218を整備しよう

つれづれ

去年整備していたが、今年もトラブル…ということで、また整備

 まずは、徹底掃除のため、揺動棚を外して各部の残り籾を排出です。

 棚を外すと、手が入りやすいので、スクリュー部も掃除がしやすいです。

搖動棚の取り外し

 こぎ胴の下前部にあるパネルを外す(ノブボルト1本)と棚を固定している部分にアクセスできるようになる。

 棚を搖動させるための機構が出てくるので、固定ピンを抜きます。
 上側が棚とつながっており、下側は動力軸の偏芯カムとつながっています。

 これが抜けたピンで、下側のピンにR型のクリップがあるので、これを抜いた後、上側のピンと金具を抜きます。
棚を外すには、下のピンは抜かなくても良いのかもしれません。

 車体左側の、搖動棚にボルト2本で固定されているシーブ切替用のワイヤを外しておきます。

 後方へ引き抜くと出てきます。
2条刈りなら、一人でも問題なく作業できました。
 ちなみに初めて抜き出したのですが、モミの選別する部屋を仕切るゴムの垂れ幕みたいなのが、すべて無くなっていました。

点検と修理です。

 まずは、無くなってしまったゴムシート部の確認です。残骸から推測すると、厚みは1ミリで4箇所に設置され、それぞれリベットで固定されている。とりあえずホームセンターで売っているゴムシートで補修しよう。

 ベアリングの動作確認や変形、その他観察。Rピンが無くなっていたところを補修、ベアリングは問題なし。

 掃除を済ませ、ゴムシート4箇所を付け替えましたが、もともとどれくらいの長さだったのかがわからないので、20センチでセット、最後に現場合わせでカットすることに。

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