必需品の軽トラを新調した
農作業には必須の軽トラ。年式でいうと、もう19年を経過、うちに来てからも10年を過ぎ、足回りにガタがきていた。今年の稲刈りに間に合うものが見つかれば買い替えようと思い立ち、いろいろと探してまわったところ、未走行車でいいものを発見。購入となったのです。
やっぱり新しいものは、いい!でも、せっかくなので
まず、付属のラジオ(本体にスピーカーがあるもの)を取り換え。ラジオ+マイクロSD+USB+Blue tooth機能に限定したものとし、外部スピーカーも設置した。
これから長く頑張ってもらわないといけないので足元も、オートウェイで安価なアルミホイールに交換!
イジり出すと…さらなる欲望が!
いつも当たり前のように使っている「キーレス」、軽トラにもグレードが上のタイプには付いているものがあるが、自分のはキーを刺して開け閉め、運転席と助手席はそれぞれ別に開け閉めしないといけない。
検索、検索・・・ なんと3千円くらいで汎用のキーレス化キットがあるし、取り付け事例もたくさんアップされている。よし、やってみよう!
いざ実行。
仕組みは、アクチュエーターという部品がオン・オフで伸びたり縮んだりする。これを手動で開け閉めするリンケージに取り付けて電気的に開け閉めするわけです。
やり方はたくさんアップされているので、自分でやってみて難しかったところや注意すべき点をピックアップした。
まず、ドアの内張はがし。これはピンで刺さっているので隙間から内張はがしでこじっていくだけですが、外れやすいところを探しながら無理せずが大事です。残りが数か所くらいまでいけば、ピンは残したままで外したほうが無難です。
写真のようにパネルにピンを取り付けるところが空いているので、パネル自体をそちらの方向へずらすとピンが残ったまま外れますので、あとからピンを外すことができます。
ロック機構本体を取り出す時の注意点、ここが思いのほか時間がかかりました。片方をやるとコツがわかるので反対側は楽です。
まず、本体は三か所をT型トルクス(星形のやつ)で外すだけですが、ドアノブやドアのキーシリンダーとのリンケージを外すのが狭い空間で本体を回しながらやらなければならないので、知恵の輪感覚です。(笑)
窓ガラスのレール部分をボルト2本(前の写真参照)を外して、レールを避けておくことが大事です。
金属製のレールを下に引くとゴム部分を残してブラブラと動かせます。このように邪魔にならないように留めておくと楽です。
ドアノブとのリンケージは、プラスティックのロック部を上にずらし(図のように)外します。
キーシリンダーとのリンケージは本体のプラスティック部分の穴に刺さっているだけなのですが狭い空間で本体を回転させながら、無理がかからないように抜く必要があります。
これが抜けると本体が外に引き出せるので、写真の白い部品を外し加工します。
先端にある小さな穴にもともとのワイヤーが刺さっていますのでこのやや下に丸い印がついているところにドリルで3ミリの穴を新設します。
そこに最初に加工したアクチュエーターのリンケージを取り付けます。
ロック機構をドアの中に戻し、3か所のT型トルクスボルトで固定します。手動でロック~解除を繰り返し、動きに無理がない位置を探しアクチュエーターを固定するビスの穴あけ位置をマーキングします。
写真のように固定できたら、動きがスムーズか、窓ガラスの上下時に干渉しないかをテストします。
続いて配線です。ガラス窓を下げたときに干渉しないよう取り回し、ロックタイで固定しながらドア前方に持っていきます。
内側のドアパネルをつけたときにきれいに収まるかどうかも見ながら処理します。
ドアから室内への配線は、それぞれにプラスティックのキャップがあるので(白がドア側、黒が車体側)、これに穴をあけ配線の保護チューブを通し、その中に配線を入れます。
ドアの開け閉めを確認し、線を噛まないよう注意です!
仕上がりはこんな感じです。キャップとチューブの隙間から雨などが染みないようにコーキング剤を塗っておきます。
あとは助手席側も同じ作業をして、本体(受信部)と接続です。私は運転席側のボディー内面の隙間に両面テープで取り付けました。
配線接続は、オーディオ裏のコネクタから分岐してつなげばOK。
汎用品なので、線の長さを調整したり引き回しの位置を考えたり見えないところではあるけどきれいに処理したりなど、意外と時間がかかってしまいました。
最後に仕上げてテストすると、リモコンのロック・アンロックと実際の開け閉めの動作が逆になっていた。どうやら説明どおりの配線色でつなぐとこうなるようで、本体とアクチュエーターの配線をクロスさせないとダメでした。(外国産だから許容範囲か?)
ついでにタコメータも
バラしついでに、あったらイイな…のタコメーターをつけてみました。
オートゲージのSM60Φタイプ。
取付けはいたって簡単、回転数信号はをECU(サイドブレーキの前のコンソール内から分岐すれば、電源はバラシ中のオーディオ裏からの分岐です。
取付位置は見やすさと配線のしやすさからこの位置にしました。
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